2026/06/18 18:07

キッズカトラリーは、子どもの食べる所作に添う道具。INASENAで選ぶ、チタン製の子ども用食器。

metalyst [メタリスト] は、子どもの動きを観察し、すくう、切る、支える所作をチタンの形へ落とし込んだプロダクトです。

子どもの食事は、ひとつの動きでは終わりません。

持つ。
すくう。
口へ運ぶ。
握る。
切る。
支える。
傾ける。
そして、また置く。

その小さな動きの重なりの中で、食べることは少しずつ身についていきます。

キッズカトラリーを選ぶとき、サイズや素材はもちろん大切です。
けれど、それだけでは見えてこないことがあります。

その道具が、子どものどんな動きを受け止めているか。

スプーンをまっすぐ口へ運べるとは限りません。
ナイフとフォークを、大人のように持てるとは限りません。
器を片手で安定して扱えるとも限りません。

だからこそ、子どもの道具は、正しい形を押しつけるものではなく、今の動きに添うものであってほしい。

metalyst [メタリスト] のキッズカトラリーは、そこから始まっています。

metalystのキッズカトラリーを見る

キッズカトラリーは、食べる所作から選ぶ

子ども用カトラリーを選ぶとき、多くの場合は「握りやすさ」や「軽さ」が語られます。

それも大切です。
けれど、食べる時間の中には、もっと細かな動きがあります。

スプーンですくう。
フォークで刺す。
口元へ運ぶ。
ナイフを当てる。
器を支える。
傾ける。
飲む。

それぞれの動きには、子どもなりの角度があります。

大人のように整った持ち方ではなくても、そこには食べることへ向かう自然な手があります。
metalystのキッズカトラリーは、その途中の手を否定しません。

できるように急がせるのではなく、今の動きを受け止める。
そのうえで、次の所作へそっと導く。

それが、このチタン製キッズ食器シリーズの静かな特徴です。

metalystとは。金属に宿る、静かな余白

metalystは、金属素材の可能性を見つめ直し、素材の機能と造形の美しさを暮らしの道具へと落とし込むプロダクトブランドです。

手がけるのは、佐賀県のものづくり企業、太平プレテック。
金型製造からプレス加工までを担い、大手自動車メーカーや電気機器メーカーのパーツ製造に携わってきた、100%OEM専門工場です。

長年培ってきた金属加工の技術を、自分たちの製品として社会に届けたい。

その思いから始まったプロジェクトの第一段階が、キッズカトラリーです。

metalystという名には、様々な金属を様々な物へと変化させる、という意味が込められています。

素材を知り、加工を知り、使う人の動きを見つめる。
その姿勢から生まれるプロダクトには、工場としての確かな技術と、暮らしに近づこうとする静かな意志が宿っています。

INASENAが大切にしているのは、魅せようとしない魅力です。
飾りすぎず、主張しすぎず、けれど確かな理由を持ってそこにあるもの。

metalystのチタン食器は、その感覚に静かに重なります。

スプーン&フォーク。斜めから口へ運ぶ動きに添う

スプーン&フォークは、子どもの食べる動きから生まれたチタン製のキッズカトラリーです。

子どもは、スプーンをいつも正面からまっすぐ口へ運ぶわけではありません。

少し斜めから。
手首を大きく返さず。
自分の届く角度で、口元へ運ぶ。

その動きは、まだ不器用な動きではありません。
食べることを覚えていく途中の、自然な所作です。

このスプーンは、少し斜め方向から口へ運びやすい形状に整えられています。
手首に無理をかけず、自然に食べるためのかたちです。

フォークもまた、小さな手で扱いやすいサイズ感に設計されています。

素材は、JIS no.1の高純度チタン。
仕上げは、さらりとしたビーズブラスト。
サイズは、フォークがW22mm D3mm H84mm、スプーンがW26mm D9mm H84mmです。

軽く、強く、熱を伝えにくい。
その素材の性質が、日々の食卓で扱いやすさにつながります。

けれど、この道具が見ているのは、機能だけではありません。

自分ですくってみる。
少しこぼす。
またすくう。
今度は口へ届く。

その繰り返しの中で、子どもの食べる所作は育っていきます。

スプーン&フォークは、その時間を急がせず、小さな手に静かに馴染む道具です。

ナイフ&フォーク。グーの手から切る所作へ

ナイフ&フォークは、子どもの握る手から生まれたチタン製のキッズカトラリーです。

ナイフとフォークをきれいに持つ前に、子どもにはグーの手があります。

それは、まだできない手ではありません。
食べることへ向かう途中の、自然な手です。

大人のように指先で細かく支えるのではなく、手のひらで包み込むように握る。
力の入れ方も、角度も、まだ探している。

その持ち方を受け止めながら、食材を切る所作へ導くために、ナイフ&フォークの形があります。

ナイフは、グーの手で握った状態でも刃を自然に使いやすい設計。
フォークは、食材を支えながら切る動きに添うコンパクトなサイズ感です。

素材は、JIS no.1の高純度チタン。
仕上げは、ビーズブラスト。
サイズは、フォークがW34mm D4mm H69mm、ナイフがW66mm D4mm H83mmです。

子ども用ナイフというと、早すぎるのではないかと感じることがあります。

けれど、ここで大切なのは、上手に使わせることではありません。
切る所作に触れること。
食材にナイフを当ててみること。
フォークで支えながら、自分の手で食べる準備をしてみること。

その経験は、食卓の中の小さな自立につながっていきます。

ナイフ&フォークは、子どもの動きを正すための道具ではありません。
今の握り方を受け止め、次の所作へそっと橋をかける道具です。

スープカップ。両手で支える飲む所作を整える

スープカップは、両手で支える所作を整えたチタン製の子ども用食器です。

スープを飲む前には、器を支える一瞬があります。

人差し指を下から掛ける。
親指で上から押さえる。
両手で支える。
そして、口元へ運ぶ。

その小さな静止があることで、器は落ち着いて傾いていきます。

スープカップは、熱い器を直接持たずに支えやすい取手付き構造。
人差し指を下から掛け、親指で上から押さえやすい形です。

口元へ向かって少し窄まるフォルムは、中身が流れる方向と速度まで考えられています。

器は、ただ中身を入れるものではありません。
子どもが傾けたとき、中身がどう動くか。
どの角度で口元へ向かうか。
どの瞬間に、手が安定するか。

そこまで見つめることで、スープカップは「飲むための器」から「飲む所作を整える道具」になります。

素材は、JIS no.1の高純度チタン。
仕上げは、ビーズブラスト。
サイズは、W154mm D39mm H100mmです。

軽く、強く、熱を伝えにくい。
食事の時間に、安心と落ち着きのある所作を添える器です。

チタンという素材が、子どもの食卓にできること

3つの道具には、JIS no.1の高純度チタンが使われています。

チタンは、鉄の約60%の軽さを持ちながら、鉄の約2倍、ステンレスの約3倍とされる高い強度を備えた金属素材です。

表面には強固な酸化チタン被膜を形成し、耐食性にも優れています。
また、熱を伝えにくい素材として、食事の道具にも扱いやすい性質を持っています。

けれど、metalystのチタン食器において大切なのは、素材の性能を強く見せることではありません。

軽さは、子どもの動きを邪魔しないために。
強さは、毎日の食卓に戻ってくるために。
熱を伝えにくい性質は、食事の時間に落ち着きを添えるために。

素材の機能は、見せるためではなく、使う時間を支えるためにあります。

表面には、ガラスビーズによるビーズブラスト仕上げを採用しています。
さらりとした肌触りで、小さな手に静かに馴染む質感です。

金属でありながら、食卓の音量を上げすぎない。

子どものための道具でありながら、家族の器の中に静かに混ざる。
その佇まいも、metalystのチタン食器らしさです。

チタン製の子ども用カトラリーと食器を見る

出産祝いに、少し先の食卓を贈る

キッズカトラリーは、出産祝いや1歳の誕生日祝い、入園祝いにも選びやすい道具です。

けれど、贈るのは物だけではありません。

少し先の食卓です。

離乳食から幼児食へ。
手で食べていたものを、スプーンですくるようになる。
やわらかい食材に、ナイフを当ててみる。
器を両手で支え、口元へ運ぶ。

その時間を見越して贈る道具として、metalystのチタン食器は静かに残ります。

子ども用の食器には、明るい色や強いモチーフのものも多くあります。
それも、食卓を楽しくするひとつのあり方です。

一方で、metalystのキッズカトラリーは、子どもらしさを大きく演出しません。

大人の器と並んでも、食卓から浮きにくい。
家族の暮らしの中に、静かに混ざる。
贈られたあとも、日々の食事に戻ってくる。

出産祝いとして。
1歳の誕生日祝いとして。
入園祝いとして。

小さな手が食べることを覚えていく時間に、そっと添う贈り物です。

使う前に知っておきたいこと

小さな子どもが使用する際は、大人の見守りを推奨します。

スープカップに熱い飲食物を入れる際は、温度を確認してから使用してください。

使用後は中性洗剤で洗い、水分をやわらかい布で拭き取ることをおすすめします。
金属たわしや研磨剤の使用は避けてください。

強い衝撃や落下により、変形や傷が生じる場合があります。

ビーズブラスト仕上げの特性上、表面の風合いには個体差が生じる場合があります。

チタンは耐食性に優れた素材ですが、汚れが付着したままの保管は避けてください。

道具を長く使うことは、特別なことではありません。

使い終えたら洗う。
水分を拭き取る。
また食卓に戻す。

その繰り返しの中で、道具は少しずつ家のものになっていきます。

metalystのキッズカトラリーについてよくある質問

Q. metalystのキッズカトラリーとは何ですか。
A. 子どもの食事中の動作を観察して生まれた、チタン製の子ども用食器シリーズです。すくう、切る、支えるといった食べる所作に合わせて設計されています。

Q. スプーン&フォークの特徴は何ですか。
A. スプーンを少し斜めから口へ運ぶ動きに着目したキッズカトラリーです。手首に無理をかけず、自然に食べる所作に添います。

Q. ナイフ&フォークの特徴は何ですか。
A. グーの手で握る自然な持ち方に着目した、子ども用のナイフとフォークです。子どもの動きを受け止めながら、食材を切る所作へ導きます。

Q. スープカップの特徴は何ですか。
A. 両手で支える所作を整えたチタン製スープカップです。人差し指を下から掛け、親指で上から押さえながら、安定して口元へ運べる形です。

Q. なぜチタン製なのですか。
A. チタンは軽く、強く、耐食性があり、熱を伝えにくい素材です。metalystでは、子どもの食事道具として扱いやすく、日々の食卓に馴染む素材として高純度チタンを使用しています。

Q. 出産祝いにも選べますか。
A. すぐに使うものというより、少し先の食卓に添う贈り物として選びやすいシリーズです。離乳食から幼児食へ進む時間、自分で食べる動きが育つ時間に寄り添います。

小さな自立は、食卓の中で育つ

子どもの食事は、うまくできる日ばかりではありません。

すくえない日もあります。
こぼす日もあります。
うまく切れない日もあります。
器を傾けすぎる日もあります。

けれど、その一つひとつの動きの中に、食べることを覚えていく時間があります。

スプーン&フォークは、口へ運ぶ所作に。
ナイフ&フォークは、切る所作に。
スープカップは、支えて飲む所作に。

metalystのキッズカトラリーは、食事の時間を急がせません。

正しい形へ急ぐのではなく、今の手に添う。
できることを増やす前に、動きを受け止める。
小さな手に、静かに馴染む。

毎日の食卓に、小さな自立の気配を添えるチタンの道具です。

子どもの食卓に添うチタン製スープカップを見る